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がん免疫療法

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第4の標準治療と言われているがん免疫療法。愛知県稲沢市のおおこうち内科クリニック

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■新規がん治療中止のお知らせ NEW!

新規にご希望されるがん治療(6種複合免疫療法、腫瘍幹細胞(CTC)検査、丸山ワクチン)については治療を中止させて頂いております。
ご不便をお掛けいたしますが、ご理解の程、宜しくお願い申しあげます。

がん免疫療法ってどんな治療?やり方と効果
がん免疫療法ってどんな治療?やり方と効果

クリックすると拡大します。 (上・その1) (下・その2)

がん免疫療法の経緯

この度、愛知県稲沢市で免疫療法を提携させて頂くことになりました。
私は、免疫療法はがんに対して、西洋医学の3大療法に勝るとも劣らない効果の高い治療法だと思っています。
私は開業医になる前の20年以上、大学病院、総合病院で消化器内科専門医として、沢山のがん患者を診てきました。最先端のがん治療を学び、精一杯、3大療法を施してきましたが、完治できた方がある一方、完治できずに亡くなられる方も多く診てきました。

そして、最終的に至った結論は「多くの進行がんは、手術、抗がん剤療法、放射線療法の3大療法だけで完治することは難しい。」ということでした。
その中で得られた考え方として、がん治療においては、3大療法は勿論大切な治療法ではありますが、それ以外のがん免疫療法、腫瘍幹細胞治療、高濃度ビタミンC点滴、抗腫瘍サプリメントなどの、多くの医療を統合させた統合医療的な治療が有効であるという確信に至りました。

がんの免疫療法は、昔と比べて格段と進歩し、非常に、大きな成果を上げています。しかし、保険で認可されていないため、多くのがん患者がその恩恵を得られずに、早期に命を落としています。

今回、私は、日本、米国をはじめ、世界中でがん免疫療法の技術を持ち、最高峰の免疫治療を施している東京都のアベ・腫瘍内科・クリニックの阿部博幸院長のお話を伺う機会を得、先生の免疫療法に賭ける情熱と熱意に賛同し、愛知県稲沢市での提携クリニックとして参加させて頂くことになりました。
がんを完治させる目標と共に、がんと共存するための大切な治療法の選択肢の一つとして、可能性の広がる免疫療法に関わらせて頂く事で、一人でも多くの患者さんのお役に立ちたいと考えております。

※なお、当院の免疫療法は厚生労働省東海北陸厚生局に届け出が出され認可されております。

届出の詳細:

①樹状細胞を利用したがん免疫細胞療法(再生医療等提供計画番号PC4170004)
②NK細胞を利用したがん免疫細胞療法(再生医療等提供計画番号PC4170003)
NK/NKT/γδT細胞を利用したがん免疫細胞療法(再生医療等提供計画番号PC4170002)

がん免疫療法とは?

現在がんに対する治療としては、手術、抗がん剤治療、放射線治療が標準治療と言われています。しかし手術で根治したつもりでも再発の可能性が残りますし、放射線治療、抗がん剤治療においてはその副作用の多さから決して良好な結果は得られていません。

また、標準治療を施しても、もうこれ以上打つ手がありませんと、最後には、主治医にさじを投げられてしまうケースが多いのも現実です。患者様や家族にとってこれほどつらい宣告はありません。

その中で、免疫療法は、標準治療に次ぐ「第4の治療」として急速に広まりつつある新しいがん治療法なのです。

がん免疫療法と一口にいっても、いろいろな治療法が存在します。
そこで、仕組みの違いから免疫療法を大きく次の2種類に分けることができます。

①がん細胞を攻撃する免疫細胞を増強する免疫療法。
②がん細胞の反撃を阻止する免疫療法。

①の免疫療法は、例えば「樹状細胞ワクチン」や「活性NK細胞療法」などのように、がん細胞を攻撃する免疫細胞を大量に活性化させるものです。

②の免疫療法は、「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれる抗体薬を使い、がん細胞や抗原提示細胞によって免疫細胞にかけられたブレーキを解除したり、ブレーキをかけられないようにしたりして、免疫細胞の活性化を損なわないようにさせるものです。

①の免疫療法は、患者さまご自身の免疫力でがん細胞を撃退するため副作用はほとんどありません。まれに、強い免疫反応により、37℃~38℃の高熱が一晩ほどでることがあります。
②の免疫療法は、抗がん剤のように直接がん細胞を攻撃する薬ではありませんが、炎症などの副作用はたくさん報告されています。

当院では①の新樹状細胞ワクチン療法活性NK細胞療法とを併せたハイブリッド療法を行っております。また当院の樹状細胞ワクチン療法は従来のものではなく、患者さんへの体力的な負担が少なく、治療効果もより高いABeVax®という方法で行っております。

当院のがん免疫療法とは?

がん細胞を攻撃し消滅させるナチュラルキラー(NK)細胞やT細胞、これら元々体に備わっている免疫システムを強化する治療ががん免疫療法です。

免疫細胞は血流に乗って全身をめぐり、血管の外まで出て行くことができるので、自らがん細胞を見つけ出し攻撃してくれます。したがってがんの原発巣だけでなく、全身転移への対応も可能です。さらに一旦がんのマーカーを覚えこませると免疫システムに元々備わっている記憶(メモリー)という機能があるためその再発の防止にも効果があります。したがってがんに対しては、積極的な治療の時期から遠隔転移した末期まで、もしくはその再発予防にも効果がありどの段階においても有用です。また既存の標準治療を行っている最中でも併用可能です。(注:免疫療法が既存の標準治療(手術・化学療法・放射線)より優っているという訳ではありません)

AbeVax®(新樹状細胞ワクチン療法)とは

従来の免疫療法と比較して、患者さんの負担を少なくしながらも、より高い効果を引き出すように開発された免疫療法です。

①免疫細胞の採取が、末梢血採血で可能になりました。
従来の免疫療法は、細胞を採取する時にその必要な血球だけを選択するために数時間を要する血しょう分離という方法が必要でした。しかし新樹状細胞ワクチン療法ABeVax®では、通常の血液検査のように採血を行うだけで十分な細胞の採取が可能で、患者さんの負担はかなり少なくなりました。

②血液採取が、僅か25mlで可能になりました。
樹状細胞の元になる単球を培養する技術で、僅か25mlという少量の血液から、従来の方法以上の樹状細胞数を得ることが可能になりました。

新樹状細胞ワクチン療法ABeVax®

従来の免疫療法

がんマーカーペプチドを樹状細胞に取り込ませることに成功しました。
樹状細胞がT細胞にがん抗原を提示させるためにがん固有のマーカーが必要になります。従来の樹状細胞療法ではマーカーを樹状細胞に人工的に結合させていましたが、ABeVax®ではこれを樹状細胞内に取り込ませることで、キラーT細胞だけではなく、それを支援するヘルパーT細胞へも抗原提示されより強力な免疫療法が可能になりました。

※なお、がんマーカー抗原としてご自身のがん細胞を使用することもできます。より効果的な方法ですが、治療前にご自身のがん組織を用意する必要があります。つまり組織生検や手術で切除した組織が必要になります。ご検討の方はこれらの前に準備が必要です。ご相談ください。

AbeVax®(新樹状細胞ワクチン療法)の方法

細胞採取のための採血を行い、それをセンターで培養し約2週間後に患者さんに返すというというのが一連の流れです。これを通常5クール行うのが一般的です。

通常は計5回が1セットになります。またいずれのクリニック滞在時間も30~60分程度です。

当院の活性NK細胞療法とは?

活性NK細胞療法とは、がん細胞を無条件に攻撃する「自然免疫」を高度に活性化する免疫細胞療法です。
人の体の中では、がんの殺し屋と呼ばれる「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」が活動しています。
これは自然免疫と呼ばれるもので、全身をくまなくパトロールし、がん細胞や悪性化しそうな異常細胞を一斉攻撃します。
「活性NK細胞療法」では、患者さまの体内からこのNK細胞を取り出し、体外で大量培養・高活性化して再び体内に戻します。
がんと十分に闘えるだけ自然免疫力を増強させる治療方法です。

活性化されたNK細胞は、血液の流れにのって全身を巡り、がん細胞を発見すると直ちに攻撃して撃退します。
手術などで取りきれなかったがんや、転移、見つけにくい微細ながんを直接攻撃します。
また活性NK細胞は、再発を防止する目的でも効果が期待できます。
副作用はほとんどありません。

免疫療法の副作用

樹状細胞ワクチン療法の副作用

  • この治療は、がん細胞だけがもつ目印(がん抗原)をねらう免疫反応を利用する治療で、がん細胞のみを狙って攻撃でき、正常細胞を傷つけないことから、理論的にも、副作用がほとんどないと言えます。
     
  • 国内外の研究機関で行われた研究報告においても、樹状細胞ワクチン療法の副作用は非常に軽度で、発熱や注射部位の発赤以外にはほとんど認められないことが分かっています。

NK細胞療法の副作用

  • この治療は免疫全体を増強しますので、がん細胞を攻撃する以外の免疫の働きも高める可能性があります。
  • 免疫は過剰に働きすぎると、本来攻撃すべきでない相手(正常細胞)まで攻撃する「自己免疫疾患」を発症する場合があります。
  • 当院で通常行っている免疫細胞治療では、こうした自己免疫疾患を新たに発病させることは経験上まずありませんが、すでに疾患をおもちの患者さんについては、まれに悪化させる場合があるため、治療は慎重に行っています。

当院の免疫療法の特徴(まとめ)
 

  • アフェレーシス(人工透析のようにして血液の体外循環をすること)が不要な事。患者の負担が少ない。
  • 血液を凍結することが不要な事。(免疫細胞が元気)
  • ペプチドが4個以上使われること。(抗がん作用がより強い)
  • ロングペプチドを使うために免疫力が強い。
    日本とアメリカで技術を取得していること。(技術取得は阿部腫瘍内科クリニックにあります)

以上の特徴を持ちより効果があると言えます。

具体的なやり方

  • 血液を約25mlほど採血します。
  • 阿部腫瘍内科クリニック(細胞培養センター)に送ります。
  • 2~3週間かけてNK細胞を増やします。NK細胞点滴の完成。
  • 同時に血液から単球を取り出し、培養して増やします。単球から樹状細胞に培養にて変化させます。
    樹状細胞とぺプチドを混ぜることにより樹状細胞がペプチドの情報を会得します。これで樹状細胞ワクチンが完成。
  • 当院に送られます。その日のうちに患者様にワクチンと点滴をします。
  • 2週間毎にこれを繰り返します。5回を1クールとします。

料金について

マルチ・ハイブリッド免疫療法
(多価樹状細胞ワクチン+活性NK /NKT/γδT細胞療法)
1回 ¥605,000
ハイブリッド免疫療法
(多価樹状細胞ワクチン+活性NK細胞療法)
1回 ¥550,000
多価樹状細胞ワクチン(ABeVax)(単独) 1回 ¥418,000
活性NK細胞療法(単独) 1回 ¥220,000
活性NK/NKT/γδT細胞療法(単独) 1回 ¥275,000
強化型樹状細胞ワクチン用ペプチド
(5種類目からの追加分)
1種類毎 ¥27,500
追加

術前検査 (初回のみ)

スクリーニング検査(腫瘍マーカー、感染症含む) ¥16,500
HLA検査 ¥22,000


 
 

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