あなたの体が発しているサインを見逃すことはありませんか?
原因不明の体調不良が長く続いており、今まで色々な病院で血液検査、CT検査、内視鏡検査など受けて来たが原因が分からなかったという経験はありませんか?
ひょっとしたら、それは、遅延型アレルギーやリーキーガット症候群の可能性があります。
当院ではその検査を開始しました。
遅延型アレルギー検査は、原因となる食べ物を摂取してから数時間~数週間以上経過した後に現れるアレルギー反応を調べるために用いられる検査です。
アレルゲンとなる食べ物に対するIgG抗体の量を採血によって調べます。
検査は少量の採血によって行われ、数百種類の食べ物について調べることができます。
アメリカの検査会社に依頼するため、検査結果が出るのには2~3週間程度かかります。
219種類または120種類の食物に対する遅延型アレルギーを検査します。
遅延型アレルギー検査で調べられるアレルゲン の主な項目のカテゴリーは以下のとおりです。
1.IgG フードアレルギー検査(120項目) ¥41,800(税込) 当院のお勧めです!
日本人の食生活に馴染みのある120項目の食品(乳製品、野菜、果物、肉、魚、ナッツ、穀類、コーヒー、スパイス、海藻など)を取り揃えた検査です。
2.IgG フードアレルギー検査(219項目) ¥60,500(税込)
多様化する現代人の食生活に対応し、ハーブやスパイス類などを含む219項目の食品を取り揃えた検査です。
ただし。以下の薬を内服されている方は検査を行うことができません。
IgG抗体検査は、IgG抗体が食物アレルギーのない人にも存在する抗体ということもある点に注意が必要です。
なぜなら、単に検査結果を見て原因と思われる食べ物を除去すると、本来必要のない食事制限につながる可能性があり、その食品数が多くなればなるほど、健康被害を招く可能性も高くなってしまいます。
このことからも、遅延型アレルギー検査はあくまで今後の食べ方の参考程度に捉え、自己判断で極端な食事制限を行うのは避けるようにしましょう。
「リーキーガット症候群」は、英語の「リーキー(leaky:漏れる)」と「ガット(gut:腸)」が組み合わさった言葉で、腸粘膜の壁にできた小さな隙間から、本来通過すべきでない物質が腸内から漏れ出すことによって起こるさまざまな症状を指します。
腸の表面に細胞同士がくっつき、タイトジャンクションとよばれるつなぎ目によって、有害な物質が通過できないようになっています。
しかし何らかの原因でタイトジャンクションに隙間ができてしまうと、本来通り抜けるはずのない細菌や毒素、たんぱく質が腸から漏れ出て血液中に入り込んでしまいます。
リーキーガットが起こり、有害物質が血液中に入り込んでくると、身体はこれらの物質を「異物」と判断して免疫システムを作動させます。
バリア機能が壊れた腸では、過剰な免疫反応による炎症が起こるようになり、自己免疫疾患である「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」といった炎症性腸疾患を発症することもあります。
また、腸のバリアを突破した有害物質が血液の流れに乗って全身に広がり、身体のあらゆる部分に慢性的な炎症を起こすため、全身にさまざまな不調が現れます。
近年、このように過剰な免疫反応によって起きる慢性の炎症こそが、私達の身体に起こるさまざまな病気の原因である、という説が大きな注目を集めています。
アレルギーや免疫疾患といった病気のほか、高血圧や糖尿病といった生活習慣病やがんなどの発症や進行にも、この慢性炎症が関係していると考えられています。
腹痛、下痢、便秘、お腹のはり、消化不良、原因不明の熱、筋肉痛、関節痛、胸やけ、息切れ、吐き気、抜け毛、不眠症、記憶力低下、集中力低下、不安感、疲労感、口臭、神経過敏、食欲不振、ニキビ、じんましん、喘息、アトピー性皮膚炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群など
そのため、リーキーガット症候群検査は、このような方にお勧めします。
1.腸管バリアパネル検査 ¥29,700(税込)
この検査では、リーキーガット症候群の主要な4つのマーカー(カンジダ、ゾヌリン、オクルディン、LPS)に対するIgG抗体+c3dおよびlgA抗体(全8項目)を測定します。
2.FIT132+腸管バリアパネル検査 ¥81,400(税込) 当院のお勧めです!
日本人にも馴染みのある131項目の食品に対するIgG抗体・c3dを調べるフードアレルギー検査に加え、「腸管バリアパネル」がセットされた画期的な検査パネルです。
(カンジダは腸管バリアパネルに含まれています。)
本検査パネルの特徴
腸管バリアパネルでリーキーガットに関わる腸管上皮のタイトジャンクションの状態も併せて確認し、その後、131項目の食品のうち高反応の食品を除去することで腸内環境の改善に役立つ可能性があります。
また、プロバイオティクス等の摂取も改善につながると言われています。
3.FIT176+腸管バリアパネル検査 ¥114,400(税込)
日本人にも馴染みのある175項目の食品に対するIgG抗体・c3dを調べるフードアレルギー検査に加え、「腸管バリアパネル」がセットされた画期的な検査パネルです。
(カンジダは腸管バリアパネルに含まれています。)
本検査パネルの特徴
腸管バリアパネルでリーキーガットに関わる腸管上皮のタイトジャンクションの状態も併せて確認し、その後、175項目の食品のうち高反応の食品を除去することで腸内環境の改善に役立つ可能性があります。
また、プロバイオティクス等の摂取も改善につながると言われています。
※検査料金に初回診察代が含まれていますが、診察後に検査を取りやめた場合、診察代2,000円をいただきます。ご了承ください。
※結果説明は、5,000円(医師の診察+栄養相談)です。栄養相談が不要の場合は、3,000円です。