花粉症(アレルギー性鼻炎薬)の飲み薬を飲んで、眠くなってしまったという経験をされた方も多くいるかと思います。特に仕事をしている方は、できるだけ眠気の起こりにくい花粉症の飲み薬を使いたいものですね。
ではなぜ眠くなるのでしょうか?
ヒスタミンは普段は白血球の中に存在していますが、花粉が体内に侵入することでヒスタミンが放出されアレルゲンを体外に排出しようとします。このヒスタミンの分泌を抑える薬が抗ヒスタミン薬となります。ヒスタミンの働きは他にもあって、普段は脳に作用して人が覚醒するように興奮させる役割を担います。
ヒスタミンの働きを抑えるということは「人の目覚め」をも抑制してしまいますので、眠気という副作用につながることになります。
高橋医院 より引用
クリニックで処方することのできる花粉症の飲み薬は、最近は副作用が軽減され、個人差はありますが、ほとんど眠気のない薬もいくつかあります。
お茶の水神保町にある循環器内科 より引用