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脳梗塞

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逆流性食道炎の病態は、胃酸分泌が亢進、胃食道接合部のゆるみが本質です。愛知県稲沢市のおおこうち内科クリニック

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命に係わる脳梗塞とは?

脳梗塞とは、脳の血管が詰る(梗塞)ことにより脳の組織が酸素欠乏に陥り、その部位の脳組織が壊死してしまう病気です。脳梗塞は突然起こり、命を奪うこともある恐ろしい病気です。たとえ命は助かっても、しばしば麻痺などのために、不自由な生活を強いられてしまいます。
特に、糖尿病は脳梗塞の独立した危険因子で、非糖尿病患者の2~4倍高頻度です。特に糖尿病患者の脳梗塞は、小さな梗塞が多発する傾向があり。一過性脳虚血発作や軽い麻痺を繰り返し、徐々に、認知能力の低下に至る例もあります。

脳梗塞は3つのタイプに分けらますが、これは詰まる血管の太さやその詰まり方で区別されます。また、同じタイプでも障害を受けた脳の場所と範囲によって、症状やその程度は異なります。

1.脳梗塞のタイプ

ラクナ梗塞

脳の細い血管が詰まって起こる脳梗塞(小梗塞)です。
脳に入った太い血管は、次第に細い血管へと枝分かれしていきます。この細かい血管が狭くなり、詰まるのがラクナ梗塞です。日本人に最も多いタイプの脳梗塞で、主に高血圧によって起こります。

アテローム血栓症脳梗塞

脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞(中梗塞)です
動脈硬化により狭くなった太い血管に血栓ができ、血管が詰まるタイプの脳梗塞です。動脈硬化を発症・進展させる高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病が主な原因です。

心原性脳塞栓症

脳の太い血管が詰まって起こる脳梗塞(大梗塞)です。
心臓にできた血栓が血流に乗って脳まで運ばれ、脳の太い血管を詰まらせるものです。原因として最も多いのは、不整脈の1つである心房細動です。

2.脳梗塞の主な症状

初期症状としては

  • 片方の手足に力が入らない
  • 体の半分がしびれる
  • 物が二重に見える、片方の視野が欠けて見える
  • めまい、ふらつき、嘔吐
  • 今までに経験したことがないような激しい頭痛
  • 呂律が回らない、言葉が出にくい など

上記のような症状がみられた場合には、脳梗塞を疑い、一刻も早く病院で検査を受ける必要があります。

3.脳梗塞の主な原因は?

脳梗塞の原因には、脳血栓症と脳塞栓症があります。

脳血栓症

脳動脈の動脈硬化が進行して血栓を作り血管が閉塞し脳梗塞になります。脳血栓症の原因は動脈硬化であり、動脈硬化になりやすい人が問題です。加齢、男性、閉経後の女性、遺伝素因などを除くと動脈硬化の危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、肥満などが重要です。

脳塞栓症

心臓などに形成された血栓の一部がはがれて頸動脈から中大脳動脈などに流れて血管を閉塞(塞栓)し血流が途絶えるため脳梗塞になります。心臓疾患のある人、特に心臓弁膜症や心房細動などの不整脈により形成された心内血栓が主な原因です。大動脈や総頸動脈などで、脂肪やコレステロールなどがお粥のようにドロドロした状態になった異物が、動脈内に付着することで起きる動脈硬化に生じた血栓が剥がれても脳塞栓の原因になります。外傷後や手術後に空気塞栓や脂肪塞栓で脳梗塞になることもあります。

4.脳梗塞を予防するためには?

生活習慣病の管理

高血圧、糖尿病、高脂血症、また心房細動などの心臓病の場合は、食事療法、運動療法や内服薬の服用など、医師の指示に従ってコントロールしましょう。

■ 食事
食事では、コレステロールの多い食品を控えましょう。肉料理は減らし、その分、コレステロールを下げる働きのある食物繊維が豊富な野菜・きのこ・海藻類や青魚を増やしましょう。料理に使う油は植物性のもの(オリーブ油など)にしましょう。また、血圧コントロールのために塩分を減らしましょう。

■ 運動
運動には動脈硬化の原因となるコレステロールや血圧、血糖値などを同時に下げる働きがありますし、血行を改善して梗塞を防いでくれます。メタボリックシンドロームのおおもとである過剰に溜まった内臓脂肪の解消には最も有効です。
しかし今までなにもしていなかった人が急に無理な運動を始めると、逆に脳梗塞を起こす危険もありますから要注意です。主治医に相談し検査を受け、運動の種類や量、強さなどを決めてもらいましょう。運動の種類としては、早歩きやジョギングなどの全身を動かすような運動が良いでしょう。

■ 禁煙、節酒
タバコや含まれる有害物質は動脈硬化や血管の収縮を起こすため、禁煙を心がける
1日のアルコールの摂取は、日本酒なら1合、ビールなら大ビン1本程度にする。

■ 入浴
お湯の温度は38~40℃のぬるめにし、長湯はさける。のどが渇いたら水分補給をしましょう。

■ 季節ごとの注意
夏は汗をかいて脱水状態になりやすく、血液が濃くなり血栓ができやすくなるので、定期的な水分補給をしましょう。心臓病の人は、水分量については医師の指示に従ってください。冬は寒さのため血圧が上昇しやすいので部屋や外出時の温度差に注意する。

5.脳梗塞の検査

脳梗塞の診断では、頭部のCTやMRIの撮影、胸部のX線撮影、血液検査などの臨床検査、心電図、内科的や神経学的な診察などで総合的に判断します。

6.脳梗塞の急性期治療

t-PA静注療法

t-PA(組織プラスミノーゲンアクチベーター、一般名をアルテプラーゼ)という薬剤を点滴し、血管につまっている血の塊を溶かすことで血管を再開通させます。ただし、脳梗塞発症4.5時間以内しか使えません。血管がつまると脳細胞が死んでしまい、麻痺等の症状が現れます。太い血管がつまればより多くの脳細胞が死に、より強い症状が現れます。しかし急につまった太い脳血管を脳細胞が死滅する(脳梗塞に陥る)前に再開通させれば、症状が劇的に良くなる可能性があります。

脳梗塞の治療法 治療の説明
緊急治療
t-PA静注療法
受診直後、可能ならt-PAという薬を点滴し、閉塞した血管を再開通させる事を目指します
緊急治療
緊急再開通治療
カテーテルという細い管を大腿や肘から動脈に挿入し、血管の閉塞している部位まですすめ血栓を取り除いたり、閉塞している血管をバルーン(風船)で開通させたりします。※必ず行う(行うことができる)わけではありません。
脳保護療法 発症24時間以内にエダラボン(脳保護薬)を点滴開始し、脳に悪影響を及ぼすフリーラジカルを除去する等して、症状の進展を防ぎます。
抗血栓療法 脳梗塞の病型にあわせて、血液をさらさらにする薬を点滴、または内服していただきます。
抗浮腫療法 脳梗塞の範囲が広いと、脳浮腫(脳の腫れ)が強く起こり、症状が悪化する事があります。これを防ぐため抗浮腫薬(脳の腫れをとる薬)を点滴します。使用しない事もあります。
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